カテゴリ:桑名市で不動産売却 / 投稿日付:2025/10/26 14:27
◎桑名市で不動産売却をする際に注意すべき点
1. 桑名市の不動産市場の特徴を理解する
桑名市は、三重県北部に位置し、名古屋市や四日市市へのアクセスが非常に良好なエリアです。近鉄・JRの2路線が乗り入れる「桑名駅」を中心に交通の便が整っており、名古屋通勤圏としての人気が高いのが特徴です。また、国道1号線や東名阪自動車道を利用すれば、愛知県・岐阜県方面へのアクセスも容易です。
この利便性の高さから、桑名市では戸建住宅・マンションともに安定した需要があります。一方で、中心部と郊外では地価の差が大きく、立地や用途地域の違いによって売却価格が大きく変動する点に注意が必要です。特に陽だまりの丘・星川・大山田などの人気住宅地は価格が比較的高く推移していますが、郊外や調整区域にある物件は需要が限られ、売却に時間がかかる傾向があります。
このように、桑名市では「需要のあるエリア」と「そうでないエリア」が明確に分かれており、自身の物件がどのポジションにあるのかを正しく理解することが、売却戦略の第一歩となります。
2. 適正価格を見極めるための市場調査
不動産売却の最初のステップは、適正価格の把握です。
しかし桑名市では、同じ面積・築年数であっても「立地条件」「前面道路の幅」「駐車スペースの有無」「学区」などの要素で価格が数百万円単位で変わることがあります。
たとえば、桑名駅周辺のマンションでは1㎡あたりの単価が20〜25万円前後で取引されている一方、郊外の木造戸建てでは坪単価が10万円台にとどまるケースも珍しくありません。こうした地域差を踏まえずに一律の査定を受けると、「相場より高く設定して売れ残る」、または「安く売却して損をする」リスクがあります。
そのため、複数の不動産会社から査定を受ける「相見積もり」を取ることが大切です。
査定額の高低だけでなく、査定根拠や販売実績、担当者の地域理解度も確認することで、より現実的な売却戦略を立てることができます。
3. 売却時期の見極めと需要動向
桑名市の不動産需要は、春(3〜4月)と秋(9〜11月)に活発化する傾向があります。特に春は、転勤・入学・新生活に合わせた住み替え需要が集中し、比較的短期間での成約が期待できます。
一方、夏場や年末年始は買い手の動きが鈍く、価格交渉が長期化することもあります。そのため、売却を検討する際は「販売開始時期」を意識し、少なくとも3〜6か月前から準備を進めるのが理想です。
また、金利動向も売却価格に影響します。住宅ローン金利が上昇すると買い手の負担が増え、需要が一時的に減少する傾向にあります。市場の動きを定期的にチェックし、「需要が高い時期に売り出す」ことが高値売却のコツです。
4. 境界・地目・用途地域の確認
桑名市では、特に郊外部で「境界線が不明確な土地」や「調整区域に指定された土地」が多く見られます。
境界が曖昧なまま売却を進めると、買主との間でトラブルになることがあります。測量士による確定測量を事前に行い、境界杭を明示しておくことが望ましいです。
また、調整区域や農地に該当する場合、原則として住宅用地としての転用が制限されています。
このような土地は、売却相手が限定されるため、一般の住宅用地よりも売却に時間がかかる傾向があります。市役所の都市計画課や農業委員会で利用制限を確認し、販売活動を始める前に手続きの可否を把握しておくことが大切です。
5. 税金・諸費用を正確に把握する
不動産売却では、売却代金のすべてが手元に残るわけではありません。
譲渡所得税・仲介手数料・登記費用・印紙税など、さまざまな費用が発生します。特に譲渡所得税は、所有期間によって税率が変わります。
5年以下(短期譲渡):税率約39%
5年超(長期譲渡):税率約20%
このため、売却時期を1年ずらすだけで、手取り金額が数十万円変わることもあります。
また、相続や贈与で取得した不動産の場合は「取得費加算の特例」や「3,000万円特別控除」が適用される可能性があります。
税金に関する正確な判断は税理士や不動産会社に相談し、売却後の手取り額を明確にした上で意思決定することが重要です。
6. リフォーム・修繕の判断
「売却前にリフォームをしたほうが良いのか?」という質問は非常に多いですが、桑名市では費用対効果を重視することが大切です。
築年数が浅い住宅なら軽微な修繕で印象が良くなりますが、築20年以上の物件では全面リフォームをしても投資回収が難しい場合があります。
購入希望者の多くは「自分好みにリフォームしたい」と考えているため、あえて現況のまま販売したほうが早期売却につながるケースもあります。
したがって、「最低限の清掃・修繕で印象を良くする」ことを意識しましょう。
7. 引渡し条件・残置物の扱い
売買契約時に、引渡し条件を明確にしておくことも重要です。
特に中古住宅の場合、カーテンレールや照明、エアコン、物置などの付帯物を「残すのか」「撤去するのか」を曖昧にすると、引渡し直前でトラブルになることがあります。
また、売主の引越し時期や残代金の受け取り日なども契約書で明確に取り決めておくことが安心です。
小さな取り決めを怠ると、後々大きな問題に発展する可能性があります。
8. 信頼できる不動産会社を選ぶ
桑名市で不動産売却を成功させる最大の鍵は、「地域に強い不動産会社を選ぶこと」です。
地元の不動産会社は、エリアごとの需要や過去の成約事例を熟知しており、現実的な価格設定や効果的な広告戦略を立てられます。
センチュリー21エムプロ不動産では、桑名市全域にわたる豊富な販売実績と、地元に根ざした販売ネットワークを活かし、高価売却と早期成約の両立を目指しています。
また、売却後の税務相談や住み替えサポートもワンストップで対応できる体制を整えています。
9. まとめ
桑名市で不動産を売却する際は、次の3点を意識することが成功のカギとなります。
市場を知る:エリア相場と需要を正確に把握する
準備を怠らない:測量・税金・契約条件を事前に整える
信頼できるパートナーを選ぶ:地域密着の専門家に相談する
不動産売却は一度きりの大きな取引です。
焦らず、確実に準備を進めることで、後悔のない売却を実現できます。
作成者:辻井凱志
会社名:センチュリー21エムプロ不動産
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