カテゴリ:桑名市で不動産売却 / 投稿日付:2026/07/25 16:11
桑名市でリースバックを検討する方へ|住み慣れた家に住み続けるための基礎知識と注意点
「老後資金を準備したいが、今の家には住み続けたい」
「住宅ローンや固定資産税の負担を見直したい」
「相続や住み替えの前に、自宅を現金化する方法を知りたい」
「近所に知られずに自宅売却を進めたい」
桑名市でこのようなお悩みをお持ちの方に、選択肢の一つとして検討されることがあるのがリースバックです。
リースバックとは、ご自宅を売却して現金を受け取った後、買主と賃貸借契約を結ぶことで、そのまま同じ家に住み続ける仕組みです。売却後は所有者ではなく借主となり、毎月の家賃を支払うことになります。
国土交通省も、住宅のリースバックを「住宅を売却して現金を得て、売却後は毎月賃料を支払うことで、住んでいた住宅に引き続き住むサービス」と整理しています。
一方で、売却価格や賃料、賃貸借期間、将来の買戻し条件などを十分に理解しないまま契約すると、トラブルにつながるおそれもあるため、慎重な比較・検討が重要です。
本記事では、桑名市でリースバックを検討する際に知っておきたい仕組みやメリット・注意点、通常売却との違い、相談前に準備しておきたいことをわかりやすく解説します。
リースバックとは?自宅を売却した後も住み続けられる仕組み
リースバックは、簡単にいうと「売却」と「賃貸」を組み合わせた不動産取引です。
一般的な流れは、次のとおりです。
- ・所有している自宅を不動産会社や投資家などに売却する
- ・売却代金を受け取る
- ・売却後の住まいについて賃貸借契約を結ぶ
- ・毎月の家賃を支払いながら、これまでと同じ家に住み続ける
通常の不動産売却では、家を売却すると引渡しまでに退去し、新しい住まいへ移る必要があります。
しかしリースバックでは、売却後に賃借人として住み続けるため、引っ越しを急がずに済む可能性があります。
たとえば、桑名市内で長年暮らしてきた戸建て住宅を所有している方が、まとまった資金を必要とする場合を考えてみましょう。
自宅を売却して資金を確保しつつ、売却後も住み慣れた地域や生活環境を維持したい場合、リースバックが候補となることがあります。
ただし、「売った後もずっと住める」とは限りません。契約する賃貸借契約の種類や期間、家賃の条件、更新の可否などによって、住み続けられる期間や将来の選択肢は異なります。そのため、契約書の内容を細かく確認することが欠かせません。
桑名市でリースバックが検討される主な理由
桑名市には、桑名地区・多度地区・長島地区など、それぞれ異なる住環境や住宅事情を持つエリアがあります。
市の行政資料でも、桑名地区・多度地区・長島地区という区分で生活インフラなどが整理されています。
同じ桑名市内でも、駅に近い住宅地、郊外の戸建て住宅地、敷地にゆとりのある地域、相続した実家など、物件の状況はさまざまです。そのため、リースバックを検討する理由も一律ではありません。
1.住み慣れた自宅や地域を離れたくない
長年住み続けた自宅には、生活の利便性だけでなく、ご近所とのつながりや思い出があります。
特に高齢の方にとっては、急な住み替えが身体的・精神的な負担になることもあります。通院先、買い物先、地域の知人、家族との距離などを変えずに生活を続けたいという理由から、リースバックを検討されるケースがあります。
「自宅は売却したいが、すぐに引っ越すことには抵抗がある」という場合には、通常売却だけでなく、リースバックを含めて資金計画と住まい方を整理することが大切です。
2.まとまった資金を確保したい
リースバックでは、自宅を売却することでまとまった売却代金を受け取ります。
資金の使い道は、老後の生活資金、住宅ローンの返済、事業資金、教育資金、医療・介護に関する費用、相続対策に向けた準備など、人によって異なります。
ただし、売却代金を受け取れる一方で、売却後は毎月の家賃が発生します。手元に入る金額だけを見るのではなく、将来にわたる家賃負担も含めて検討しなければなりません。
「いくら現金化できるのか」だけではなく、「毎月いくらまでの住居費なら無理なく支払えるのか」という視点で考えることが重要です。
3.固定資産税や修繕費など、所有者としての負担を見直したい
自宅を所有していると、固定資産税・都市計画税、火災保険、建物の修繕費、設備交換費用、庭や外構の維持費などが必要になることがあります。
戸建て住宅では、屋根や外壁、給湯器、水回り、エアコン、雨どいなど、年数の経過に応じて修繕が必要になることも少なくありません。
リースバックで売却すると、原則として所有権は買主へ移ります。そのため、所有者としての固定資産税等の負担からは離れることになります。ただし、賃貸借契約においてどこまで借主が負担するのか、設備故障時の扱いはどうなるのかなど、契約条件によって実際の負担は異なります。
「売却すればすべての費用がなくなる」と考えるのではなく、売却後に負担する費用を具体的に確認することが大切です。
4.相続した実家を活用しながら住み続けたい
親から相続した実家に住んでいるものの、建物の維持管理や相続人間の話し合いに悩まれている方もいらっしゃいます。
相続した不動産は、名義変更、相続人間の共有関係、将来的な売却、空き家化のリスクなど、早めに整理しておきたい課題があります。
リースバックは、相続不動産を現金化しながら、一定期間その家に住み続ける方法として検討されることがあります。
ただし、共有名義の場合は、原則として共有者全員の意思確認が必要になります。
また、相続登記が済んでいない場合には、売却手続きに進む前に整理すべき事項が生じることがあります。
リースバックのメリット
桑名市でリースバックを検討する際には、メリットだけでなく注意点も理解したうえで判断することが重要です。
まずは、主なメリットを見ていきましょう。
引っ越しをせずに資金化できる可能性がある
最大の特徴は、自宅を売却した後も同じ住まいに住み続けられる可能性がある点です。
通常売却では、売却が決まれば引渡しまでに退去先を探し、引っ越しを進めなければなりません。リースバックであれば、住み替え先探しや引っ越しの準備を急がず、生活環境を大きく変えずに資金を確保できる場合があります。
売却後の生活設計を立てやすい
自宅を現金化すると、住宅ローンの残債整理や生活資金の確保など、資金面の選択肢が広がることがあります。
ただし、手元資金が増えることと、家計が必ず楽になることは別の問題です。売却後は家賃が発生するため、年金収入、給与収入、貯蓄、今後の支出を踏まえて、継続的に支払える金額かどうかを確認する必要があります。
周囲に事情を知られずに進めやすい場合がある
不動産を通常売却する場合、購入希望者の内覧や広告掲載などが行われることがあります。
リースバックでは、取引の進め方によっては、一般の購入希望者を幅広く募集する売却方法と比べて、周囲に知られにくい形で進められる可能性があります。
ただし、取引内容や物件の状況によって進め方は異なります。「できるだけ近隣に知られずに相談したい」という希望がある場合は、査定や相談の段階であらかじめ伝えておくとよいでしょう。
所有者としての管理負担を軽減できる可能性がある
売却後は、建物の所有者が変わります。
固定資産税などの負担から離れられる点は、所有を続けることに不安を感じている方にとってメリットとなる場合があります。
ただし、住み続ける以上、日常的な使用に関する負担や、契約で定められた修繕・原状回復の負担が発生することがあります。
売却前と売却後の負担を比較し、どの費用が誰の負担になるのかを書面で確認することが重要です。
桑名市でリースバックを利用する前に知っておきたい注意点
リースバックは便利な選択肢になり得ますが、すべての方に向いているわけではありません。契約後に「思っていた内容と違った」とならないよう、以下のポイントを確認しましょう。
売却価格が通常売却より低くなる可能性がある
リースバックの買主は、物件を購入した後、賃貸として貸し出すことを前提に収益性や将来の売却可能性などを検討します。
そのため、一般市場で購入希望者を広く探す通常売却と比較した場合、売却価格が低くなるケースがあります。
特に、売却価格だけを重視する場合には、仲介による通常売却、買取、リースバックなどを比較することが大切です。
「早く現金化したい」「住み続けることを優先したい」「少しでも高く売りたい」など、何を優先するかによって適した方法は変わります。
不動産売却では、一つの査定額だけで即決せず、価格の根拠や販売方法、売却までの期間、諸費用、売却後の住まい方まで確認しましょう。
家賃を払い続ける必要がある
リースバック契約後は、自宅の所有者ではなく借主となります。そのため、毎月の家賃が発生します。
たとえば、売却時にまとまった資金を受け取れても、数年後・十数年後まで家賃を支払い続けられるかどうかは別途検討が必要です。年金収入を中心とした家計になる場合や、将来の医療費・介護費の増加が想定される場合は、より慎重な資金計画が求められます。
家賃については、契約開始時の金額だけでなく、更新時の条件、家賃改定に関する取り決め、支払いが困難になった場合の対応なども確認しましょう。
賃貸借契約の種類・期間を確認する必要がある
リースバック後に住み続けられる期間は、賃貸借契約の内容に左右されます。
賃貸借契約には、契約期間満了後の更新に関する条件があるものや、期間満了時に退去を求められる可能性があるものなど、さまざまな形があります。
国土交通省も、リースバックでは契約内容や将来の収支計画を理解しないまま契約することによるトラブル事例があるとして、利用前に内容を十分確認する必要性を示しています。
「何年間住めるのか」
「契約満了時にはどうなるのか」
「更新はできるのか」
「家賃が変わる可能性はあるのか」
「退去する場合の条件はどうなっているのか」
こうした点は、口頭説明だけで済ませず、必ず契約書や重要事項説明書などの書面で確認しましょう。
買戻しできるとは限らない
リースバックについて、「将来また自宅を買い戻せる」とイメージされる方もいます。
しかし、買戻しは自動的に認められるものではありません。
将来の買戻しを希望する場合は、買戻しの可否、価格の決め方、買戻しできる期間、資金調達の条件などを、契約前に具体的に確認する必要があります。
「将来、子どもが購入して住み継ぐかもしれない」
「資金に余裕ができたら買い戻したい」
「相続人に家を残したい」
このような希望がある場合は、リースバックが本当に希望に合う方法なのか、通常売却や住み替え、親族間売買、任意売却なども含めて検討することが重要です。
住宅ローン残高と売却価格の関係を確認する
住宅ローンが残っている場合には、原則として売却時にローンを完済し、抵当権を抹消する必要があります。
売却価格が住宅ローン残高を下回る場合には、差額を自己資金で補う必要があることや、金融機関との調整が必要になることがあります。リースバックを希望していても、ローン残高や抵当権の状況によっては、希望どおりに進められない可能性があります。
まずは、現在の住宅ローン残高、毎月返済額、返済予定表、金融機関名、抵当権の有無などを整理しておくと、相談がスムーズです。
リースバック・通常売却・不動産買取の違い
桑名市で自宅の売却を考える際には、リースバックだけでなく、通常売却や不動産買取も比較しましょう。
| 方法 | 特徴 | 向いている可能性がある方 |
|---|---|---|
| リースバック | 売却後も賃貸として住み続ける方法 | 資金化と居住継続を両立したい方 |
| 通常売却(仲介) | 購入希望者を探して市場で売却する方法 | 売却価格を重視し、引っ越しが可能な方 |
| 不動産買取 | 不動産会社などが直接買い取る方法 | 売却までのスピードや確実性を重視する方 |
| 住み替え | 自宅を売却し、新居を購入または賃貸する方法 | 将来の暮らしに合う住環境へ移りたい方 |
どの方法が最適かは、物件の所在地、築年数、土地の形状、住宅ローン残高、家族構成、資金使途、将来の居住希望などによって異なります。
たとえば、「できるだけ高く売却したい」という方には通常売却が合う場合があります。一方、「売却後も現在の自宅に住み続けたい」という希望が最優先であれば、リースバックが選択肢となる可能性があります。
大切なのは、最初から一つの方法に決めつけないことです。不動産売却では、複数の方法を比較したうえで、ご家族の希望と将来設計に合った選択をすることが重要です。
桑名市でリースバック相談をする前に準備したいもの
リースバックの相談をより具体的に進めるためには、以下の書類や情報を準備しておくと役立ちます。
- ・登記識別情報または権利証
- ・固定資産税納税通知書
- ・固定資産評価証明書
- ・購入時の売買契約書・重要事項説明書
- ・土地測量図・建物図面
- ・住宅ローン返済予定表
- ・建築確認済証・検査済証
- ・リフォーム履歴
- ・ご家族の希望や将来の住まい方に関する考え
書類がすべて揃っていなくても、相談自体は可能です。
ただし、正確な査定や契約条件の検討には、物件の権利関係や住宅ローン残高、建物の状態などを確認する必要があります。
また、桑名市内でも、桑名駅周辺、益生駅周辺、西桑名駅周辺、大山田エリア、星川エリア、長島エリア、多度エリアなど、立地や周辺環境によって不動産の評価要素は異なります。
土地の面積、接道状況、再建築の可否、建ぺい率・容積率、建物の築年数、雨漏りやシロアリ被害の有無、境界の状況なども、売却価格や取引条件に影響する可能性があります。
リースバック契約前に確認したい10のチェックポイント
リースバックを検討する際には、次の10項目を確認しましょう。
- ・自宅の売却価格はいくらか
- ・その売却価格の根拠は何か
- ・売却後の毎月の家賃はいくらか
- ・家賃以外に必要な費用はあるか
- ・賃貸借契約の期間は何年か
- ・契約更新は可能か
- ・契約満了後はどのようになるか
- ・設備故障や修繕費は誰が負担するか
- ・退去時の原状回復や費用負担はどうなるか
- ・将来の買戻しは可能か。可能な場合、その条件は何か
これらは、契約後の暮らしに直結する重要な項目です。
「売却価格が高いから」「すぐに資金化できるから」という理由だけで判断するのではなく、売却後の生活を具体的に想像しながら検討することが大切です。
桑名市でのリースバックは、将来の暮らしまで見据えて検討しましょう
リースバックは、自宅を売却して資金を確保しながら、住み慣れた家に住み続けられる可能性がある方法です。
一方で、売却後は家賃を払い続けることになり、契約期間や更新条件、修繕負担、買戻しの可否などを慎重に確認する必要があります。
特に、以下のような方は、リースバックだけでなく通常売却や不動産買取、住み替えも含めて比較検討することをおすすめします。
- ・住宅ローンが残っている方
- ・毎月の家賃負担に不安がある方
- ・将来、子どもや親族に自宅を残したい方
- ・できるだけ高く売却したい方
- ・相続人が複数いる方
- ・建物の老朽化や修繕費が気になる方
- ・将来的に施設入居や住み替えを考えている方
センチュリー21エムプロ不動産では、桑名市で不動産売却をご検討の方に対し、物件の状況やご希望を丁寧にお伺いしながら、売却方法を一緒に整理いたします。
リースバックが本当に適しているのか、通常売却と比べてどのような違いがあるのか、住宅ローンが残っている場合はどう進めればよいのかなど、不動産に関するお悩みはお気軽にご相談ください。
桑名市でリースバックをご検討の際は、まずは現在の不動産価値と将来の住まい方を把握することから始めましょう。
よくある質問
Q.リースバックを利用すれば、必ず同じ家に住み続けられますか?
必ずしも永続的に住み続けられるとは限りません。
賃貸借契約の期間、更新条件、家賃の支払い状況などによって異なります。契約前に、住める期間や更新の可否を必ず確認しましょう。
Q.桑名市の戸建て住宅でもリースバックはできますか?
戸建て住宅、マンション、土地付き住宅などでも検討されることがあります。
ただし、物件の立地、建物の状態、権利関係、住宅ローン残高などによっては、希望する条件で進められない場合があります。まず
は査定・相談で状況を確認することが大切です。
Q.住宅ローンが残っていても相談できますか?
相談は可能です。
ただし、売却時にローンを完済できるか、抵当権を抹消できるかなどの確認が必要です。住宅ローン残高がわかる書類を用意して相談すると、より具体的な検討ができます。
Q.リースバック後の家賃はどのように決まりますか?
家賃は、物件の売却価格、周辺の賃料相場、物件の状態、契約条件などを踏まえて設定されることがあります。
売却価格だけでなく、毎月の家賃が将来的に支払い可能かどうかを必ず確認しましょう。
Q.将来、自宅を買い戻すことはできますか?
買戻しが可能な場合もありますが、すべてのリースバック契約で認められるわけではありません。
買戻しを希望する場合は、買戻しの可否、価格、期限、条件を契約前に書面で確認することが重要です。
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